『100日後に死ぬワニ』が100日目を迎え、ワニさんの死を悲しむファンが多かった中、まさかの炎上という事態が起こりました!
何があったというのでしょうか?
それは…
『電通案件だったのでは?』
という噂が流れたからなんですよね。
ここで、
『電通案件ってなんぞや?』
と思った方もいらっしゃるかと思います。
そこで、、、
・今更聞けない、電通案件ってなに?
・作者は電通案件を否定している?
・『100日後に死ぬワニ』は何故こんなに炎上したのか?
について、書かせて頂こうと思います!
今更聞けない!電通案件ってなに?
まず、電通とはなにか?ですが、
大手広告代理店の『株式会社電通』のことを指します。
『100日後に死ぬワニ』は電通案件では?と言われていますが、それはどういうことなのでしょうか?
株式会社電通は、広告代理店です。
その広告代理店が『100日後に死ぬワニ』に関係していたという理由がこちら。
まあ100日後に死ぬワニを企画したのが電通なんですけどね pic.twitter.com/E1MATwzrT8
— オリオティス (@J79913593) March 20, 2020
写真を拡大して頂くとわかりますが、
株式会社電通の社員である『根本陽平さん』がPRプランナーとして関わっていることが判明したからなんです。
このことがきっかけで、電通案件と言われる事態となりました。
その為、、、
『100日後に死ぬワニ』は色んなメディアミックスを前提に最初から仕組まれていたのではないか?と言われているのです。
実際、『100日目』の投稿の当日。
・グッズ販売やイベント
・『いきものががり』とのコラボムービー
・書籍化の発表
・映画化の発表
をTwitterで報告されました。
Twitter上で無料提供されていた漫画が、
言い方は悪いですが実は最初からお金儲けの為に仕組まれていた…
思ってしまうような流れに批判の声が上がっている…ということですね。
更に、『電通』と聞いて嫌なことを思い出した方も多かったようです。
(株)電通過労自殺事件
(株)電通過労自殺事件とは何なのか。
もう一度、2015年に起こった電通社員の高橋まつりさんの過労自殺を思い出したい。
高橋まつりさんは2015年12月25日のクリスマスに命を絶った。
高橋さんの残業時間は認定されただけで、月に100時間を超え、過労死ラインを超える働き方が常態化していた。
当時、高橋さんの過労自殺を受けて、2017年1月に石井直社長は引責辞任をし、電通
も労働基準法違反の罪で起訴される。
同年10月には電通に罰金刑も言い渡されたが、わずか50万円という判決に多くの人々が憤りを持ってニュースを受け止めた。
電通に入社後、月100時間を超える残業をしながら、懸命に働いていた高橋さんの日常は過去の本人Twitterからも理解できる。
引用元:Yahoo!ニュース
電通の過労での自殺はこれだけではなく、過去にも新人の男性写真を自殺に追い込んでいたことも判明しています。
こういった事件のこともあり、電通に対して良いイメージを持つ方は少ないようです。
100日後に死ぬワニのバックに実は電通がいたことに対するモヤモヤした想いに何か既視感があるなと思ったらあれだ
素敵な番組だなと思って観てたら最後に聖教新聞のCMだと分かった時のやつだ— ちよじ (@chiyoji_chiyoji) March 20, 2020
100日後に死ぬワニ、電通と繋がってたのか…
重労働による過労死事件とは全く向き合わないくせにワニの死には積極的に向き合ってくんだな 最低 pic.twitter.com/JzctJkspVA— のりまき🐢 (@shota_kurogami3) March 21, 2020
『100日後に死ぬワニ』が電通が仕組んだ企画だったと知って、「儲かるかもわからないのに毎日作品を描き、無料でアップし続けるなんて凄い!」なんて思ってまんまと策略にはまっていた過去の間抜けな自分に雪崩式ブレーンバスターを食らわせたい…#電通案件 #100日後に死ぬ pic.twitter.com/rPjYY8n1jS
— 名前が決まらない@会計士試験 (@gokkunsan) March 21, 2020
こういった事件ってなかなか忘れられないものですよね。
作者の“きくちゆうき”は電通案件否定!
Twitter炎上で、すぐに対応された作者の『きくちゆうき』さん。
そして、『いきものがかり』の水野良樹さんと共にがTwitterにて対談動画をアップされました。
その内容がこちら。
水野ときくちさん https://t.co/t8vzR65PxA
— 水野良樹(いきものがかり、HIROBA) (@mizunoyoshiki) March 21, 2020
友人が事故死をした経験から、『皆に色んなことを考えて欲しい思いで書いた』と言われています。
そして、
『電通案件ではない』
と、きっぱり否定されていますね!
元々は、『100日後に死ぬワニ』はきくちさんが1人で始めたことで、そこに賛同して下さった方とお話してこういった結果になったとのことです。
信じるか信じないかは人それぞれだと思いますが、
個人的にはどんな会社が絡んでいようとも、大事なのは『きくちゆうき』さんが作られた作品に心を動かされたかどうかだと、私は思っています。
綺麗事だと言われるかもしれませんが、この漫画を書かれたのは『きくちゆうき』さんであって他の誰でもありません。
そこに、誰が絡んでいるなどは関係ないのではないでしょうか?
確かに、グッズなどの販売に関してはタイミングの問題はあったかもしれませんが…。
そこに関しては、筆者ももう少し…となってはしまいましたね。(゚∀゚)
『100日後に死ぬワニ』は何故こんなに炎上したのか?
『電通案件』や『ステマ』と言われ、炎上してしまいましたが、
『100日後に死ぬワニ 電通』
でトレンド入りするくらい何故こんなにも炎上してしまったのでしょうか?
それは、
先ほど筆者もお伝えしましたが、
『タイミング』
にあると思います。
『100日後に死ぬワニ』を読んだことがある方はわかるかと思いますが、100日後にワニさんが死ぬことを知っているのは読者だけです。
そして、4コマ漫画の最後には“死ぬまであと◯◯日”と書かれています。
何も知らないワニくんと友達の日常をずっと見てきた読者にとって、【100日目】は本当に悲しく、辛かったり感動したりされている方がほとんどでした。
そんな想いの中、発表されたのがグッズ販売や映画化、書籍化のこと。
気持ちの整理が全くついていない時に、その発表は受け入れにくいものではありましたね。
確かに、時間が経ちすぎてしまうと気持ちが離れてしまうことはあるかもしれません。
ですが、、、
せめてワニくんが亡くなった当日はやめて欲しかった。。。
これが正直な気持ちではあります…。( ;∀;)
100日後に死ぬワニ、せめて余韻残せばよかったのに。
死んだらすぐ、いきものがかり!書籍化!映画化!明日から追悼ショップ!は普通に引いちゃう。
それとSNSで自然発生的に起こったブームと信じて内内でやってる感が楽しかったんだし。一ヶ月後位に商業ベースに乗せる感じならよかったかな。— こんにちは、 (@ohayougozaemon) March 20, 2020
「100日後の死ぬワニ」、すぐにマネタイズをせずに喪に服す期間をとって「49日後に発表があるよ!」でも盛り上がったかも。
— シン・オオバ (@SHINOHBA) March 20, 2020
100日後に死ぬワニ終わってまったな…そして終わってすぐ書籍化とまさかの映画化特報wwみんな言ってるけどもうちょっと余韻に浸る期間が欲しかったな、数日後に発表の方が良かったのでは…
— いしころ (@ishi_ko_ro1456) March 20, 2020
100日後に死ぬワニ。
作者は亡くなったご友人を書いたっていうけど、ほんとにそうなら、こんなすぐに阿漕な商品化したり、こんな絵を気軽に書けなくないか?わたしはこんな軽いネタにできない。
ていうか商品化に全力で反対しないか?
作者も…な気がしてならない。#電通案件#100日後に死ぬワニ pic.twitter.com/cEvUpon0Lg— るしこちゃん (@lucikosama) March 21, 2020
「100日後に死ぬワニ」、せっかくいい話だったのに最終回と同時にコマーシャル全開なのはまずかったな。電通はこんな仕事しないけど、どこが旗を振ったのかは気になる。マーケターとして言わせてもらうと、かなりヘタクソ。これは作者が可哀そうだ。 #100日後に死ぬワニ
— 足立裕志 (@moonpointing) March 22, 2020
ワニというあまり思い入れのないキャラクターだからまだ冷静に物事を見られている私ですがこれが「100日後に死ぬカナメ・バッカニア」だったら正気を保てなかった
死んだすぐ後にグッズ展開とかされたら泣きながらスマホ割ってた— 白戸モコ (@moko_shiroto) March 21, 2020
ネット上でも、喪に服す時間が欲しかったという方はかなりいらっしゃいました。
タイミングが良ければ、こんなに炎上はしなかったのかもしれません。
まとめ
『100日後に死ぬワニ』が炎上してしまった理由と、電通案件とはなにか?について書かせて頂きました。
今回のこともそうですが、ネット社会になり小さなことでも取り上げられてしまうことって増えましたよね。
それが、真実でもそうでなくても。
一体なにが本当なのか訳がわからなくなることもありますが、
あまり振り回されずに、
自分が信じたいものだけ信じていれば良いのではないでしょうか。(*´꒳`*)
と思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました!