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不協和音(SPドラマ)のあらすじネタバレ!感想や口コミ評判は?

不協和音ドラマ

2020年テレビ朝日系で放送される『不協和音 炎の刑事VS氷の検事』。

田中圭さんと中村倫也さんが出演されるとの発表があり、注目を集めていますね!

大門剛明さんが書かれた小説、「不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳」が原作です。

『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞で大賞を取り、更にテレビ東京賞も取った「ダブル受賞」で作家デビューをされた方です。

現代の司法制度の根幹を問い直すメッセージにはらんだ問題作で、話題となりました。

その後、『罪火』という修復的司法という重圧なテーマにたくみなトリックを駆使したミステリを完成させ、逸材と注目されています。

そんな方が書かれた小説がドラマ化!!

これは楽しみですね。(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

2020年3月15日21:00〜放送決定!

※この記事はドラマ公開前に書いたものです。ネタバレは小説の内容に沿って書かせて頂いています。

 

あらすじ

刑事だった父親が起こした事件によって、いじめられていた兄弟。父親が亡くなった後、別々の家庭に引き取れることに。

大人になった兄弟は、刑事と検事という立場で再会することとなります。

 

兄である川上裕介(田中圭)は熱血刑事、弟:唐沢真佐人(中村倫也)は冷静なエリート検事。

 

正反対なタイプの2人がぶつかり合いながらも、難解な事件の真相へ迫ります!

 

 

ネタバレ!

どんなストーリーなのか?というところですが、原作そのままそっくりとなるかはわかりませんが、原作に沿ってお話ししてみたいと思います。(*´꒳`*)

父親が起こした事件とは?

兄弟2人が小学生だった頃、刑事をしていた父親が自白強要で冤罪を引き起こしてしまったのです。

そのせいで兄弟は小学校でいじめの対象に。

その後父親が亡くなり、2人は別々の家庭に引き取られ兄は刑事に、弟は検事への道を歩むこととなるのです。

 

 

この『冤罪』は本当に父親がしたことなのか?そのあたりも気になる点ではあるんですよね。

この冤罪事件によって、父親が自白強要をさせたことを「大八木捜査法」などど言う人も現れました。

父親は本当に自白を強要させたのか?そんな疑問を兄弟は大人になってから持つようになっていくのです。

 

 

生き別れた2人のその後

兄の裕介(田中圭)は、母方の祖母に引き取られた為、「川上」の姓に改名しました。

裕介は、高校卒業後ノンキャリの警察官となり、交番勤務を経て刑事課に所属。その時30歳を超えていました。

ですが、刑事としてはまだ新米。熱い精神と優しい心で、不器用ながらも1つ1つの事件に真摯に向き合っていきます。

 

弟の唐沢真佐人(中村倫也)は、高等検察庁の元検事長・唐沢洋太郎の養子となりました。

その後、東京大学を卒業し、エリート検事への道を進みます。兄とは違い、冷徹で冷静沈着なタイプ、出世コースに乗れる人材として周りから一目置かれる存在となります。

 

熱血刑事役の田中圭さん!そして、冷静沈着な検事役の中村倫也さん!

もうはまり役すぎますね!(๑˃̵ᴗ˂̵)

これは、神ドラマになりそうな予感です!

 

 

兄弟再会の場面

2人が再会するのは、ある事件がきっかけです。

感動の再会!というわけではなく真逆の最悪な再会となりました。

兄:裕介(田中圭)は、妻殺しの被疑者とされる病院経営者:城崎知也を取り調べをすることになります。

勾留期間が迫ってきていた時、一緒に取り調べを担当していた警視庁捜査一課の警部補:小寺順平が自白を取りました。

ですが、担当弁護士の宇都宮実桜は「大八木捜査法で自白させたのでは?」と裕介に食ってかかってきたのです!

大八木捜査法は裕介の父親、大八木宏邦の強要自白を意味します。

 

そんなことがあった暫く後、担当検事が倒れその後から被疑者の城崎は、黙秘に転じてしまいました。

起訴の決め手となる遺体遺棄現場を教えることもないままで。

一体、なぜ??

焦った裕介は、必死に捜査を続行しますが城崎は不起訴になってしまいます。

 

その時の担当検事はまさかの後任となっていたあの人!!

そうです。弟の真佐人(中村倫也)だったのです。それを知った裕介は愕然としました。

裕介は真佐人のもとへ押しかけ、なぜ城崎を不起訴にしたのか追及します。

真佐人が出した答えはこうでした。

「弁解録取書を読んで取り調べに問題があると判断した」

と。

とても冷たく言い放ったのです。

 

21年ぶりの再会はずが…とても最悪なものとなりました。

 

 

兄弟の再会がこんな形になるなんて…。

なんとなくここまでは予想はついていましたが、やはりわかっていても心痛みましたね。

でも、めちゃくちゃ面白い小説だなと思いながら読んでました!

引き込まれるんですよね。

 

 

それでもやっぱり兄弟

正直、これ以上話してしまうとラストが楽しくなくなってしまうので、ここまでにしたいです!!というのが本当の気持ちです……。(>人<;)

でも、ちょっとだけ…。笑

弟:真佐人には考えがあったんですよね。

実は、兄を真っ向否定していたわけでも、敵視していたわけでもないんです。

なので、さりげなく兄:裕介を助けてくれます。

ヒントを与えてあげるだけなんですけど、それがなんだか真佐人らしくて良いです。(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

結局事件はどうなったと思いますか?

ここも一応ネタバレしときますと、城崎は犯人ではないんですよね。

なので、不起訴にして良かったんです。

起訴してしまっていたら、「冤罪」のできあがり。

裕介には厳しい状況となっていたでしょう。

犯人は誰なのか??

ここは内緒にしておきます!(๑>◡<๑)

ドラマで楽しんで下さい!(*´꒳`*)

 

で、実はここで終わりではないんです。その後、また事件が発生!!

裕介はまた取り調べをすることになります。この事件でもまた弟:真佐人と関わっていくことになるのです。

裕介はなかなか進まない取り調べに焦り、被疑者に『強要自白』をしてしまいそうな勢いで迫ってしまいます。

真佐人はそれを止める為、裕介にまたアドバイスを。

弟に助けられながら、裕介は事件解決へと向かっていくのです。

 

兄:裕介の扱いはやはり弟だなぁ…と思うくらい上手いですね。笑

冷静な判断ができる弟:真佐人。でも、苦労もあったと思います。

お互いの立場を考えると、ああいう行動でしか兄:裕介を導くことは出来なかったんだろうなぁと弟:真佐人の口には出さない想いにはとても感動しました。

 

 

最後はちょっと複雑

事件はちゃんと解決するのですが、結局父親が『冤罪』を本当に作ったのか?という部分は解決しないままなんですよね。(>人<;)

そこはちょっともやもやしました。

続編が出るのでは?と一時期は噂になりましたが、まだ続編は出ていないようなんです。

 

最後は、冤罪となった『西島茂』という男を裕介が監視して父親の事件の真相を探るのですが。

でも実は、真佐人も同じ気持ちで同じ人物を監視していたんです。

真佐人は裕介に気付いていましたが、熱血な裕介は真佐人に気付いていませんでした。

ここでも、裕介は知らず知らずに真佐人に助けられているんですけどね。笑

なんだかんだ言いながらも、裕介と同じで真佐人も父親の真相を知りたがっていたんですよね。

やっぱり自分の父親ですもん。少しは信じたいって気持ちあるはずです。(*´꒳`*)

 

でも、結局父親の真相は分からないままで終わってしまったので、ちょっとそこはもやもやして複雑な気持ちでした。(>人<;)

 

 

なんだかちょっとおもしろそうと思った方は、原作『不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳』を読んでみても良いかもしれません。

ドラマの舞台は東京ですが、小説は京都です。

ドラマではカットされてしまう部分もあると思うので、全部そのまま読んでみたい方はこちらの電子書籍で読むことができます。私も使っていますが、月額料とかはかかりませんでした。

Yahooが協力して運営している会社なので、Yahoo連携もできますし、PayPayのポイントも貰えるのでお得です!(๑˃̵ᴗ˂̵)



 

電子書籍ではなく、書籍で読みたい方はこちらからも購入できます。


 

 

 

感想・口コミ・評判

 

田中圭さんも中村倫也さんも今人気のお二人なので、楽しみにされている方は多かったですね!(๑>◡<๑)

熱血な田中圭さんも、冷静な中村倫也さんもどっちもはまり役で私も凄い楽しみです!!

来年が楽しみですね!

 

この機会に原作を読もうかなと思っている方も結構いらっしゃいました。

売り切れてしまっているところもあるみたいですね。(*⁰▿⁰*)

読みたい方は、早めに買われたほうが良いかもです。

 

 

まとめ

『不協和音 炎の刑事VS氷の検事(仮)』は、2020年SPドラマとして放送します!

まだ日にちは出ていませんでしたので、日にち発表がありましたら追記させていただきますね。

ストーリー的にも、とても好きなので来年が楽しみです。(๑˃̵ᴗ˂̵)

内容は、生き別れの兄弟が再会し刑事と検事の立場で事件を解決していくお話。

兄弟の関係にも注目です!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。