『公爵家のメイドに憑依しました』2話ネタバレ感想！リアンドロとの出会い

第1話は『真紀』が小説を読んでいるところから始まりましたね！

小説の主人公の名前は『リアンドロ』。

でも彼は、誰にも愛されずに育ち孤独な日々を送っていました。

そして、更に追い討ちをかけるようにその身体は呪いに蝕まれてしまうのです。

そんな彼を救ったのは、幼少期にリアンドロをバケモノ扱いした『エレオノラ』。

二人は、13年後再会しエレオノラは同情心からリアンドロに歩み寄ります。

そして彼女の力でリアンドロの呪いは解けたのです。

そんな彼女に盲目的な恋をしたリアンドロでしたが、エレオノラは皇室の後継ぎディエゴを選び、リアンドロは反乱を起こしてしまいます。

そして、リアンドロは処刑されてしまうのです。

そんな、リアンドロをかわいそうに思い泣きながら眠りについた真紀。

起きたら、なぜか雑巾がけをしていました……！？

泣きながら眠りについたはずが、目が覚めたら『メイド服を着て雑巾がけをしていた…？』。

！？

夢なのか？と疑う真紀だったが夢ではない。

そして、メイド服に刺繍された紋章はまさかの小説の『ベラビティ家』のものと気づく！

その時、『イベリナ！』と声をかけてきた人物が。

真紀はその容姿に覚えがあった。

リアンドロの世話役の『アンナ』だ。

アンナは目がよく見えないリアンドロの寝室から、装身具を盗むこともあったメイドである。

真紀は、本当に小説の中に自分がいるのだとしたら今はどの段階なのかが気になった。

そしてアンナに問う。

【坊っちゃまが今何歳なのかを】

今のリアンドロは12歳。

小説通りであれば…強まる呪いに体が蝕まれ、いつも頭痛で苦しんでいる頃だ。

『チリンチリン』

リアンドロは人を呼ぶ時はいつもベルを鳴らしていた。

駆けつける真紀。

そこには…小説の中のリアンドロが目の前にいた。

リアンドロはほとんどのことを一人でしようとしていた。

それは、

誰もリアンドロに話しかけたり、本気で心配してくれる者などいなかったからだ。

転んでも『触るな！』というリアンドロ。

でも真紀は、そんなことお構いなしにリアンドロを持ち上げるのだった。

『触るな！』と言ったのに、持ち上げられたリアンドロは真紀の行動に困惑する。

真紀が『私に意地悪をする為にそんなことを言ってるんでしょ』と問うと、

『お前が誰かもわからない』

と答えたリアンドロ。

真紀はそれに対し、

『多分…メイドです。』

と答えたのでした。