こんにちは、瑠那です。
どんなわんちゃんを迎えるか、ご家族とも話し合いはできましたか?
もう『この子を迎えます!』と決まっている方もいらっしゃるかもしれませんね!
ご自身に合うわんちゃんが見つかったら、今度は迎える準備をしなければいけません。
何が必要で、何を買えばいいのか。
最初はわからず、悩んでしまいますよね。
わんちゃんがおうちに来てから、あれがない、これがない!とならないように、しっかり準備をしていきましょう。
私も最初は何が必要かわからず、わんちゃんを迎えてから用意した物もありました。もちろん後から用意しても、問題ない物もありますが、出来れば用意しておいたほうが、後々焦らなくて良いかと思います。
ここではわんちゃんに必要な物や注意点をピックアップしています。
最初はわんちゃんのごはんや水分補給について書いてみましたので、参考にして頂けたらと思います。
なぜ器選びが大切なの?
わんちゃんがごはんを食べる時の器と水飲みを用意しましょう。
初めて買う方はペットショップなどに行って、実際に見てから購入したほうが良いでしょう。大きさや重さ、深さやわんちゃんが食べる時に滑りづらくないかなど実際に見てみないとわからないこともあります。
わんちゃんは成長に伴い食事や水分を取る量が変わってきます。器はわんちゃんが成犬になった時、買い替えが必要です。犬種によって期間は変わりますが、最初の器は大体1年前後くらいしか使いません。
ごはんや水分補給はわんちゃんにとって、【お腹を満たす、口の渇きを潤す=欲求を満たす】という行為です。
人も自分の欲求が満たされていないと、ストレスが溜まりますよね?
それと一緒でわんちゃんも欲求が満たされないと、ストレスが溜まってしまいます。
上手く食べれなくて、お腹いっぱいにならなかったり、水が飲みにくくて渇きを潤せなかったり。
これはわんちゃんにとってストレスでしかありません。
ストレスが溜まってしまうと、体調をくずしてしまったり、最悪…人に対して攻撃してしまう子も!!
うちのわんこは環境が変わることがストレスだったようで、人様のお宅に行くと必ずお腹を壊してしまっていました。
ですので、ごはん・水入れ用の器選びはとても大切なことなんです。
ごはん用の器はどんなものが良い?
ごはんの器は、わんちゃんがごはんを食べやすい大きさの物を選びましょう。
わんちゃんに合っていない大きさの物は選ばないように気をつけて下さい。大きすぎたり小さすぎたりすると、食べづらくなってしまいます。
鼻が短い犬→浅い器
鼻が長い犬→深い器
というように犬種によって、器の大きさを変えてあげましょう。
ただ、子犬の頃は鼻が長いわんちゃんも、まだ鼻は短いよ?という子もいてるので、そんなわんちゃんには最初は浅い器で、成犬になってから深い器に変えてあげると良いでしょう。
高さも重要で低すぎると食べ物が逆流してしまうこともある為、わんちゃんに合った高さにしてあげましょう。
目安としては、わんちゃんの背中の肩と肩お間にあるくぼみから、10センチ下くらいがちょうど良い高さとなります。
うちのわんこはそれでも低かったみたいで、高さをもう少し上げたので、あくまで目安と考えて下さい。わんちゃんによって調節してあげてみて下さいね!
器を置く食器台も今は売っていますので、一緒に用意してあげても良いかと思います。
今、増えてきているのが、タイマーをセットしておくとその時間に自動で給餌をしてくれたり、わんちゃんがごはんを食べるとセンサーが反応し、自動で給餌をしてくれる自動給餌器という器です。
お留守番の時はとても便利ですね!
でも、普段使いや使い方を間違えると後々面倒なことになってしまうので注意が必要です。
例えば、タイマーで出てきたごはんをわんちゃんが残したり、食べずにそのままの状態で置いたままになってしまうと、「いつでもごはんは食べれられる」とわんちゃんが思ってしまい、ごはんの時間になっても食べてくれない!なんてことになってしまう可能性があります。
食べなかった場合は、30分くらい経ったら器のごはんは空っぽにするようにして下さい。そうすることで、「いつでも食べられる」と思わなくなり、ちゃんとごはんを食べてくれるようになります。
センサーの場合は、食べたら出てきてしまうので必要以上に食べてしまうことがあります。肥満の原因になってしまうので、あまりセンサーモードにするのは私的にはオススメしません。
自動給餌器は、お留守番時にタイマーで給餌するというのが1番良い使い方かと思います。
早食いの癖がわんちゃんにもし出てしまったら
興奮して焦って食べてしまうわんちゃんもいます。
ごはんを取られないようにという、わんちゃんの生きていく為の行動でもありますが、早食いは消化に良くありません。
嘔吐してしまうわんちゃんもいるので、うちの子早食いかも…と思ったらゆっくり食べれる突起のついた器を買ってみても良いかもしれません。
食べにくいことがストレスになってしまうわんちゃんもいるかもしれませんが、早食いで体調を崩してしまっては良くないので、様子を見て器を変えることをオススメします。
もし、明らかに早食いよりストレスのほうがうちの子には良くなさそうという症状が出た場合は、どうすれば良いか獣医さんと相談なさって下さいね。
水飲み用の器は種類が豊富!
水飲み用の器も、高さや深さを犬種によって変えて選ぶ点はごはん用と何も変わりはありません。
ですが、実はわんちゃんの水飲み用の器は種類がいくつかあります。
迎えるわんちゃんに合った物を選んであげましょう。
水飲みの種類
・ごはん用と同じで器型
ごはんと一緒で一般的なタイプですね。ステンレス製や陶器、プラスチックなど種類は豊富です。
メリット:価格が安い。高さは台で調節ができる。わんちゃんが飲みやすく多くの水を一気に口に入れられるので、ストレスが少ない。実は口内洗浄もできて一石二鳥です。
デメリット:よだれや食べかすが浮いてしまうので、こまめに水の入れ替えが必要。大型犬の場合、豪快に飲む子が多いので、周りに水が飛び散ったり、器ごとひっくり返してしまうこともあります。重めの陶器や滑り止めが付いた物を選ぶと良いかもしれません。
・ノズル型
ケージやサークルに取り付けるタイプです。ノズルの先端部分にビー玉のような丸いものが付いていて、わんちゃんが舐めると、それが浮き隙間から水が出てくるという仕組みです。
メリット:水がたくさんこぼれてしまう心配がない。器型のように残った水の中にたくさんのよだれが入らないので、水を変えるのは1日1回程度。衛生的にgood。
デメリット:水の出てくる量が少ない為、一気に飲むことができない。わんちゃんのストレスになることも。口内洗浄としては役不足。高さ調整をちゃんと合わせていないと、わんちゃんがむせてしまうことがあるので気を付けて下さい。
・循環型給水器
お水をタンクの中に入れると、電動で水を循環し,浄水してくれる給水器。衛生的にとても良い水飲みです。
メリット:水は1日1回ほどの交換で良い。小型犬には食器台を使用しなくても飲みやすい高さです。大型犬には低めかもしれません。常に綺麗な水を摂取することができます。
デメリット:コスト面。大体1年に1回はフィルターの交換が必要。電気代もかかります。
・ウォーターディスペンサー
ボトルから受け皿に水が補給されるタイプです。大きなペットボトルがお皿に逆さまにくっついていると思って下さい。お皿の水が無くなると自動的に水がボトルから補給されるという優れもの!
メリット:衛生面的に安心。超時間出かけていても心配なし。お皿がついているので、飲むときに一気に水を飲めます。
デメリット:ボトルの中は定期的に洗浄が必要です。洗浄した後、乾くまで時間がかかるので予備はあったほうが良いでしょう。少し大きめなので、置き場に困るかもしれません。
・給水器受け皿付き
ウォーターディスペンサーの小さい版で、ゲージやサークルに取り付け可能なタイプ。専用ボトルタイプではなくペットボトルを付けるタイプもあるので便利です。
メリット:水が少なくなると自動的に給水されるので衛生的。高さの調節ができます。ワンタッチで外れるので水の交換が便利。ペットボトルタイプがあるので、交換に手間がかかりません。
デメリット:専用ボトルタイプの場合は定期的に中の洗浄が必要。これも洗浄後、乾くまで時間がかかります。ゲージやサークルの中で、水を飲む時に水をこぼしてしまうことがある。お皿の部分が大きい物を私は見たことがないので、大型犬には向かないかもしれません。
こんな商品もあります👇
・携帯用水飲み ウォーターボトル
お散歩やお出かけの際に持っていけるお水入れです。ペットボトルにお皿が付いたタイプなので、お散歩中やお出かけの際の水分補給に便利です。
メリット:お皿の部分はペットボトルに沿って折りたためる物もあるので、持ち運び時にはかさばらず便利です。ペットボトルなので、壊れてもコストは安いです。
デメリット:正直あまりないですが、車の中ですとこぼれてしまうことがあるので、注意が必要です。お皿の大きさはそんなに大きくない為、大型犬は飲みにくいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一概に器といっても色んな種類と用途がありますね。
うちのわんこは、陶器のごはん用の丸い器と、水飲みは置き型の器を使ってこまめに水は変えています。
水は常温で水道水を使っています。カルキが入っているほうが腐りにくいからです。浄水器の水はすぐ飲むには良いですが、置いておくと腐りやすく良くないので、基本は水道水でよいかと思います。(但し、水道管の劣化がある地域の方は気をつけて下さい。)
高さは台を使っていますね。昔はノズル型使っていましたが、うちの子は飲みにくそうだったのでやめました。
わんちゃんによって、合う合わないはありますので、様子を見ながら合わなければ、無理にそのまま続けず最良の方法を見つけてあげて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。