こんにちは、瑠那です!
前回はわんちゃんのごはんとお水を入れる器について書きましたが、今回はわんちゃんのごはんについて書いていきますね!
人は赤ちゃんの時、お母さんの母乳を飲み栄養を貰います。最初に母乳を飲むことはとても大切といわれていますね。
それは、免疫力をつける為です。
わんちゃんもそれは同じで、最初はやはりお母さんの母乳を飲ませてあげることが1番良いのです。
母乳には、アレルギーが発症することを抑える効果もあります。
なので、最初に母乳を飲んでいる子犬は飲んでいない子犬より、小さい時期に病気をもらうリスクやアレルギーが発症する確率が低いということです。
もちろん、人と一緒で絶対ならないというわけではないので、飲んでいるから大丈夫というわけではありません。
では、母乳はいつまで飲めば良いのか、離乳食はいつから与えればよいのか、ごはんはどんなものを買えばよいのか、これからお話していきますね。
いつまでお母さん犬といさせてあげるのが良い?
ペットショップや、ブリーダーさんからわんちゃんを購入する場合は、特に飼い主さんがその時期を気にすることはないのですが、子犬が飼い主さんと出会うまで、お母さん犬とはどれくらい一緒にいられたのか気になりますよね!
ほとんどの子犬が、離乳食に切り替わり、少し経ってから感染症予防の為のワクチンを打って飼い主さんと出会います。
では、離乳食に切り替わるのは生後どのくらいかといいますと、
生後3~4週くらいです。
この頃になると、歯が生えはじめお母さんも歯が当たって痛みを感じるようになる為、離乳食に移行するようになります。
ですので、離乳食に移行するまでの3~4週くらいは母乳が必要なので、それまではお母さん犬と一緒に過ごします。
その後離乳食に切り替わり、生後およそ45日くらいでワクチンを打ってペットショップで飼い主さんと出会うのです。
私は、今のわんこを友達から譲り受ける時、母乳が必要なくなる時期まで待ちました。
4週目くらいの時期におうちに引き取りましたね。お母さんと引き離す時にかわいそうで躊躇しましたが、絶対幸せにする!と誓い連れて帰りました。
離乳食を食べていてもおかしくない時期だったのですが、まだ1度も食べていなかったので、最初はミルクだけを。少しずつ固形のごはんをふやかしてあげました。
とっても良い子で、少しだけ戸惑いはありましたが、‘’いやいや‘’することなく離乳食を食べてくれたので安心したのを覚えています。
2~3ヶ月以降になりますと、初乳で受け継いだ抗体が徐々に消失し始めるので、感染症予防の為ワクチンを打たなければなりません。
ペットショップやブリーダーさんは、最初の1回目のワクチンを打ってくれていることが多いですが、稀に打ってくれていないところもあるので、必ず確認しましょう。
ワクチンについては、下記の「ワクチンは必要?」で書いていますので、宜しければお読み下さい。
離乳食はどうすれば良いの?
では、離乳食はどうやってあげれば良いのか。ですが…。
まず、パピー用のごはんを買いましょう。
子犬の頃は栄養価が高いものを摂取しなければなりません。子犬は成犬の2倍のカロリー、たんぱく質は4倍必要なのです。
ですので、いきなり成犬用を買ってはいけません。
わんちゃんのごはんはペットショップや、ネットショッピングなどで購入することができます。
小型犬用の小粒タイプも売っているので、わんちゃんの大きさによってごはんは選んであげて下さいね。
では、具体的に栄養価が高いものとは何か?
・動物性たんぱく質と動物性脂質が入っているものを選びましょう。わんちゃんは穀物と植物性たんぱく質を消化することが苦手なので避けて下さい。
・人口添加物は入っていないものを選びましょう。
・離乳食の間、ふやかす時にミルクを使用する場合は子犬用のミルクを選んでください。人が飲む牛乳は消化不良を起こしたり、栄養不足となります。
・できれば、最初はペットショップやブリーダーさんが与えていたごはんを与え、違うごはんに変える場合は少しずつ新しいごはんを混ぜて馴らしていきましょう。違うごはんに急にしてしまうとお腹を壊してしまう子もいます。
離乳食は温かいお湯かミルクでふやかした後、人肌くらいまで冷ましてからあげて下さい。
ごはんの回数は3~4回に分けてあげましょう。1回の量が多すぎてもお腹を壊してしまいます。
うちのわんこは、最初の頃、朝4時~5時に「ごはん欲しい」アピールの『クゥンクゥン』を言い続け、いつもその時間に起きてミルクをあげていました。
その後、8時頃にミルク。職場も近かったので、お昼に家に戻りミルクをあげ、夕方と夜とで計4回離乳食も少し混ぜながらあげていましたが、完全離乳食になってからは、朝はもう体がもたないので寝かせてもらい(←そのうち朝早く鳴かなくなりました。えらい子だぁ(泣))、朝7時にごはん、昼と夕方、夜ごはんの4回に変えました。
ごはんの時間はバラバラが良いという方もいますが、決まった時間であげるのほうがうちのわんこには合っていました。
体長の変化を見つけやすいからです。ですが、決まった時間に決めてしまうと万が一その時間にごはんを貰えなかった場合、鳴いてしまう子もいます。ですので、バラバラのほうが良いという場合もあるでしょう。
ごはんの時間はご自身のわんちゃんにあったあげ方を選択してあげて下さい。
お昼に家に戻れないという方は、残念ですが子犬は難しいかもしれません。
家族で協力してくれる人がいたり、長期のお休みが取れる方であれば良いのですが、子犬は1回の量が多いとお腹を壊したりしますし、時間が空きすぎると低血糖になってしまい命を危険に晒してしまいます。
わんちゃんが欲しいという理由だけで、おうちに迎えてすぐ長時間のお留守番をさせることだけはやめてあげましょう。
わんちゃんにもよりますが、大体3~4ヶ月で離乳食の時期が終わり通常のごはんに切り替えていきます。
この頃になると、ごはんの回数は3回に減らしても大丈夫です。
ですが、それで体調が悪くなってしまったりする子もいてますので、その場合は回数を4回に戻して様子を見てあげて下さい。
中型犬の場合は、大体1年を過ぎる頃、成犬用のごはんに切り替えていきます。
小型犬ですと9ヶ月、大型犬は18ヶ月が目安となります。
ワクチンは絶対必要?
ワクチンは絶対必要か?
答えはYESです。特に法律で決まっているわけではありませんが、わんちゃんの命に関わる感染症もある為、わんちゃんのことを思うのであれば、必ず受けて下さい。
人も予防接種を受けますよね?それと同じことです。
狂犬病
もう1つ、『狂犬病予防接種』これは国に登録する決まりがあるので必ず受けましょう。
狂犬病予防法といって、わんちゃんを家に迎えてから30日以内(生後90日を経過ていない子犬は90日を過ぎてから30日以内)に、市町村長(特別区は区長)にわんちゃんの登録申請を出し、年1回狂犬病予防接種を受けることが義務付けられています。
ですが、義務というより、わんちゃんにとって狂犬病は命に関わるので、必ず受けさせてあげて下さい!!
狂犬病のわんちゃんに噛まれてしまうと、人にも移ってしまいます。1度、狂犬病のわんちゃんの動画などを見てあげて下さい。
予防接種を受けないという選択肢は頭から消えると思います。
ワクチンの種類
子犬の間は間隔は短く3回ワクチン接種をします。成犬になると、年1回となります。
1度飼い主さんが病院でワクチン接種を尾お願いしますと、1年に1回ワクチン接種の時期ですよとお知らせをくれる病院もあります。
うちのわんこはいつもお知らせが来て、あっ行かないと!と病院に連れて行かれています。何月だったか忘れやすいので私には凄くありがたいです!
子犬のワクチンは2回という方もいれば、打つ時期について違う意見もありますが、バラけてしまうのは、子犬の抗体が失われる時期が明確ではないからです。子犬によっていつ失われるのかが違いますし、抗体がある状態でワクチンをすると、ワクチンを跳ね除けてしまうので、打った意味がありません。
なので、色々意見はありますが、3回打つのが1番安心かとは思います。うちのわんこも3回打ちました。
1回目は、生後6~8週(ペットショップやブリーダーさんがしてくれていることがほとんどです。)、2回目は3週間後、3回目も同じく前回の3週間後です。
*ワクチンで予防できる病気*
犬ジステンバー
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス2型感染症
犬パルボウイルス感染症
犬コロナウイルス感染症
犬パラインフルエンザ
犬レプトスピラ症(イクテモヘモラジー)
犬レプトスピラ症(カニコーラ)
犬レプトスピラ症(血清型)
2種~11種の混合ワクチンとなっていて、何種類の混合ワクチンを接種するかは、飼い主さんと獣医さんで相談して決めます。
私は毎年、9種でお願いしています。
ワクチン接種後は、1週間ほど他のわんちゃんとの接触やお風呂は避けてあげて下さいね。
ワクチンは注射ですが、注射嫌いなわんちゃんもいてます。暴れてしまうわんちゃんもいるので、飼い主さんが寄り添ってあげて下さいね。
うちのわんこはそういうとこ鈍感で、注射されても表情一つ変えないので、いや固まってるだけかもしれませんが(そうだったらごめん!)、どちらにせよ助かってます!
採血は嫌がりますけどね。あと、お尻から体温計突っ込まれるのは嫌がって変な声、発してます。(笑)
笑っちゃいけないんですけど、いつも「ごめん!」って言ってから笑ってしまってます。(笑)
まとめ
わんちゃんにとって、食はとても大切です。
特に幼少期に食べるものによって、身体のつくりが変わってきますので、栄養価の高いものを正しい与え方で食べさせてあげて下さいね。
ワクチンもとても大事です。狂犬病も忘れずに必ず受けさせてあげて下さい。
お母さん犬の分まで、愛してあげて下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございます。