記念Suicaが回収されてしまう!?
一体どういうことなのでしょうか?
記念Suicaは特定の場所に期間中に行かなければ獲得できないものなので、コレクションされている方もいらっしゃいますよね。(*´∇`*)
そんな、大事な記念Suicaが回収されてしまうなんて!
怖いですね。(;ω;)
どうやら券売機に入れた後、通常のSuicaで戻ってきてしまったという内容のようですが、どういうことか詳しく調べてみました。
記念Suicaとは?
期間限定で販売されているSuicaのことです。
有名なものですと、東京駅開業100周年記念の際に限定Suicaが販売されましたね!
限定の記念Suicaを買おうと行列ができていたのを覚えている方も多いのではないでしょうか?(´∀`=)
その他に、ご当地の特産品のデザインや、キャラクターとSuicaのマスコットキャラであるペンギンのコラボのデザインなどがあります。
プレミアがついているものもありますよね!!
限定Suicaは1人で買える枚数が決まっています。カードによって違うので、限定は何枚という明確な区切りはありませんが、東京駅開業100周年の際は1人3枚まででした。
なので、友達や家族の分を一緒に購入するにも限度がありますし、コレクションでたくさん欲しい!という方にとっては多くは買えないため希少価値が高いものとなっています。
そんな限定Suicaが消えたとなると、気が動転してしまいますよね!
記念Suicaが回収?どこへ消えた!?
今回ニュースとなった記念Suicaですが、どうやら2019年9月1日から始まった、『IC企画乗車券』が関連しているようです。
この乗車券を購入する際に、記念Suicaで購入しようと券売機にカードを入れたところ、通常のSuicaで戻ってきてしまったとのこと。
え?記念Suicaは?(°▽°)
ってなりますよね。
私だったら、一瞬思考回路停止しそうです。
記念Suicaは券売機の中。どうすることもできません。
このことがニュースになっているということは、誰かが購入しようとして記念Suicaが戻ってこなかったという事例があったということ。
お気持ちを考えると、、、ですね。(;ω;)
IC企画乗車券ってなに?
2019年9月1日から開始された『IC企画乗車券』。
有効期限1日の都区内パスをはじめとする、フリーパスタイプのおトクなきっぷというものがあるのですが、それをSuicaで利用できるようにしたものです。
【利用できるおトクなきっぷ】
・のんびりホリデーSuicaパス
フリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通自由席、老境臨海高速鉄動線(りんかい線)全線、東京モノレール線全線乗り降り自由!!
発売期間:2019年9月1日〜2020年3月31日 / 利用期間:2019年9月1日以降の土休日及び、12月29日〜1月3日
大人:2,620円 小児:1,310円
・都区内パス
東京23区内の普通列車(快速含む)の普通自由席が乗り降り自由!!
発売期間:通年 / 利用期間:通年
大人:750円 少児:370円
・ヨコハマ・みなとみらいパス
根岸線「横浜〜新杉田」間の普通列車(快速含む)の普通車自由席と横浜高速鉄道(みなとみらい線)が乗り降り自由!!
発売期間:通年 / 利用期間:通年
大人:520円 小児:260円
・鎌倉・江ノ電パス
鎌倉・江ノ電エリアのJR線、江ノ島電鉄線、湘南モノレールが1日乗り降り自由!!
発売期間:通年 / 利用期間:通年
大人:700円 少児:350円
上記はすべて、有効期限が購入されてから1日なので気をつけて下さい!!
お手持ちのSuicaやSuicaを新規購入時に、おトクなきっぷを付けることができます。
Suicaをお持ちの方は、カードを入れどのフリーパスを付けるかを選択し購入します。
その際に、記念Suicaのままではなく通常のSuicaで戻ってきてしまったのが今回の問題になっている点です!
なぜ通常Suicaで戻ってきたのか?
この『IC企画乗車券』には対応Suicaと対応していないSuicaというものがあります。
ここが今回のトラブルの元となっていました。
実は、記念Suicaは『IC企画乗車券』に対応していないSuicaだったのです!!
え?それなら買えないようにしておいてよ。(゚∀゚)
と、思いますよね?
JR東日本、そこをちゃんとしていないわけではありません!!
記念Suicaではエラーとなり基本的には買えないのです。
ん?どういうこと?じゃあなんで戻ってこないの?( ゚д゚)
そうなりますよね?
実は、対応していないSuicaを入れた場合、『このカードにはおトクなきっぷは発売できません』と表示されカードが戻ってくる仕組みになっています。
対応外Suica:記念Suica、Suica定期券(有効な定期券情報が搭載されている場合)、Suicaイオカード、りんかいSuica、モノレールSuica、モバイルSuica、ゆうちょICキャッシュカードSuica、定期券情報が搭載できないSuica付きビューカード
では、なぜ今回戻ってこなかったかと言いますと、
一部の券売機では記念Suicaの回収が行われてしまう場合があるとのこと!!
え!?怖っ!!
ただ、その場合もきちんと対処がされているんですよね。
勝手に通常Suicaと交換されて記念Suicaが回収されてしまうわけではありません。
確認ボタンというのが必ず出てくるようになっています。
それはどういうボタンなのか説明していきますね。
意思確認ボタンを見落とさない
記念Suicaを入れた場合、一部の券売機では回収・交換が行われますという案内が必ず画面上に出るそうです。
その確認ボタンをタッチすることで交換が行われる為、タッチしなければ回収・交換されないとのこと。
その表示を読まずに押してしまうと、通常Suicaと交換されてしまう為、きちんと表示は読むようにしましょう!!
全て、エラーで返却してほしい!
ややこしい!!
と思う方もいらっしゃいますよね。(>人<;)
私もそう思いました。
なぜ、一部の券売機でそういうことになっているのか?
記念Suicaは、今回の『IC企画乗車券』と同系統扱いのカードのようでして、その為、このカードにはおトクなきっぷの情報を記録できないようです。
であれば、その情報を記憶できる通常のSuicaに交換しましょうか?
Yes/No
という機能を付けた券売機があるとのこと。
JR東日本としては、変更できるようにという親切心からこの機能を付けられたのだと思いますが、記念Suicaは貴重なものなので、交換する方はまれだと思います。
それであれば、この機能はいらないのではないか?と思ってしまいますね。
ただ、この機能が付いている券売機はかなり少ないかと思います。
もしこの表示が出たら、Yesを押さないように気をつけるしかないので、表示は確認してからボタンをタッチするようにしましょう!
SNSでも話題になっているので、今後この機能が付いた券売機はなくなるかもしれませんね。
交換の意思がないのに誤ってYesを押してしまい、既に交換されてしまった記念Suicaについて、JR東日本は返却を行うかどうか検討中とのこと。
押してしまったとはいえ、始まったばかりで意味を把握できていなかったのであれば、できれば返してあげてほしいですね。(>人<;)
まとめ
今回の騒動で、JR東日本の方も大変だったと思いますが、やはり記念Suicaを苦労して手に入れた方にとっては、戻ってこない事実に肩を落としているかと思います。
JR東日本の方には申し訳ないですが、交換する機能は個人的には必要ない機能かと思ったので、今後改善されると嬉しいですね。( ´ ▽ ` )
まだ、一部券売機では交換の機能が付いていますので、交換されたくない方は『IC企画乗車券』を購入する際は気をつけて下さいね!!
最後までお読みいただきありがとうございます。