元ジャニーズでTOKIOのメンバーだった山口達也さんが、【酒気帯び運転】で逮捕されました。
バイクで走っていた山口達也さんは、
信号待ちをしていた車に追突事故を起こしてしまったそうです。
けが人は出なかったことには安心しましたが、なぜこんなことが起きてしまったのでしょうか?
あの事件以来、山口達也さんも努力はされていたはずです。
こんな結果となってしまったことはとても残念ですが、
その背景には何があったのでしょうか?
・躁鬱病の怖さ
・アルコール依存症の怖さ
・山口達也さんの孤独
・事故の背景
について、わたくしなりに調べて知り得た事をまとめさせて頂きました。
山口達也を苦しめ続けた躁鬱病の怖さ
山口達也さんは、躁鬱病を患っていました。
正式な病名は、【双極性障害】といい脳の情報伝達の乱れによって起こる病気です。
2018年に事件を起こした山口達也さんですが、その前から躁鬱病の治療はされていました。
この病気の症状は、
気分が高まったり落ち込んだりするというもの。
通常の鬱病と言われているものとは異なります。
一般的に鬱病と言われているものは、気分が落ち込んだりやる気がなくなったりという鬱症状のみですが、躁鬱病(双極性障害)は鬱状態と軽躁状態(ハイテンション)を繰り返します。
ハイテンションになるくらいならまだいいのですが、急にお金を使いまくったり、喧嘩をしたりとひどい状態になってしまう場合も…。
この病気で仕事を失ってしまう方も多いのです。
なので、治療が必要なのですが入院せずに薬だけの場合飲み忘れてしまったり、治ったと思って薬を飲まなかったりで再発する方も多いそうです。
そしてこの病気の怖いところは、消えてしまいたいと思う気持ちが強くなる一方で、行動的になってしまうので最悪のことも有り得るということ。
山口達也さんもこの病気で入退院を繰り返されています。
アルコール依存症の怖さ
山口達也さんのアルコール依存症に関しては、2018年の事件の際にも最初はTOKIOのメンバーは否定されていましたね。
病院では診断書を書いてくださらなかったと。
ですが、松岡昌宏さんは「各方面のプロフェッショナルな方に聞いて、アルコール依存症なのだと思いました。」と後ほどコメントされています。
アルコール依存症の症状
・理性では抑えのきかない強い飲酒欲求
・お酒に対する慣れが生じてお酒の量が増えてしまう
・アルコールが抜けると、神経のバランスが崩れてしまい手の震えや幻覚といった離脱症状が出る
・自分は依存症ではないと否定。
他にも症状はあるかと思いますが、大きな症状は上記の4点かと思います。
山口達也さんは、アルコールが抜けると手の震えや幻覚といった症状までは、出ていなかったの可能性が高いですが、理性で抑えのきかない強い飲酒欲求はあったのではないでしょうか。
なので、お酒がやめられなかったのだと思います。
アルコール依存症の治療
まずは、
・病気を認識すること
・治療に意欲を持って取り組んでいく為の動機づけをする
断酒の開始!
・断酒開始。離脱治療を行う。
・合併症などの治療
少し回復してきたら次のステップ
・断酒
・飲酒に関する考え方也行動を見直す為の精神治療
・集団活動グループに参加するなど、退院後の日常生活を送る為の訓練
退院後
・退院後、専門施設への定期通院や自助グループへの参加
・1人で抱え込まない。周りの協力や理解が必要。
・再発防止の為、6ヶ月〜1年ほど抗酒薬を服用する場合もある
色んな病院を検索してみましたが、大体の入院期間は2〜3ヶ月となっていました。
最初の断酒の時はかなり辛いと思います。
幻覚が襲ってきますから、、、
何かに襲われたり虫が大量に発生したり。
そこを乗り越えて、断酒ができ精神的に落ちついてきて退院をしても、今度は自分との闘いが待っているわけです。
つらさは本人にしかわかりません。
ましてや一人暮らしの方や、家族の理解が中途半端だったりすると精神的にまいってしまいまたお酒に手をつけてしまう可能性も秘めています。
退院したからといって、治ったわけではないのです。
アルコール依存症は、すぐに治る病気ではありません。
本人の意志も強くないといけませんが、孤独で闘うにはつらい病気だと思います。
更に、躁鬱病も持っていた山口達也さんは、飲酒問題を悪化させてしまっていたのかもしれませんね。
山口達也の孤独と不安
山口達也さんは、最近は孤独と闘っていたと言われています。
「いつの日かもう一度人前に出たい」と言っていた山口達也さん。
その為にお酒も絶って頑張ってこられてきたはずです。
山口達也さんはお子さんたちとも度々電話で話をしていたそうです。
ですが、ここ最近は電話の回数が減っていたのだとか。
最近、9月に誕生日を迎えた次男のと元奥さんの誕生日パーティーにも参加ができず、寂しい思いをされていたみたいです。
そして、事実かどうかはわかりませんが、金銭的のも困窮していたと報道されていました。
芸能プロ関係者は「コロナ禍で自宅にこもることが多く、最低限の食費で生活していたのですが、金銭的にどんどん困窮していたようです。もともと住んでいた、都内にある家賃7万円ほどのワンルームマンションも引き払っていたとか」と話している。
引用元:gooいまトピ
家賃7万円のマンションでも苦しいくらい、金銭的に厳しくなってきているというのが真実ならば、この先の生活が不安になってしまいますよね……。
孤独と不安が募り、躁鬱病も再発してしまっていたのかもしれません。
そして、思わずアルコールに手が伸びてしまったのかもしれませんね。
今回の事故の背景には何があったのか!?
今回の事故の背景には何があったのかまとめてみようと思います。
【報道の内容】
・逮捕の前日には、元奥さんのインスタで子供と元奥さんの誕生日のことが書かれたものがUPされていた
・最近は、子供たちとの電話も減っていて寂しさを感じていた
・金銭的にも困窮していて、7万円の家賃の部屋を引き払っていた
・今回の酒気帯び運転は、ビールだと7〜8缶分のアルコール量だった
【可能性】
・マスコミや一般人の方から入院している病院が発覚してしまい、何度も病院を変更していたことで、精神的に回復することが困難だった可能性
・躁鬱病(双極性障害)が再発していた可能性
・躁鬱病再発で合併症であるアルコール依存症も再発した可能性も
・アルコール依存症まではいかなくても孤独や不安から、ついお酒に手を出してしまったのかもしれない
・躁鬱病が再発していたのであれば、自尊心の肥大となっていて、更にお酒で判断力が鈍っていた為、バイクで出かけてしまった可能性
あくまで可能性の話ですが、飲酒運転の罰則も強化されている今、飲酒してバイクに乗るという行為は何らかの精神的異常があったのではないかと思います。
もちろん飲酒運転はダメなことです。
ですが、精神的なものは周りの理解が必要です。
それは、家族だけでなく色んな方面の方も含まれます。
病院の特定は治療中の山口達也さんにとっては本当に苦しいものがあったと思います。
芸能人だった山口達也さんにとって、報道されてしまうことは仕方のないことだとは思いますが、病気を治す為の配慮は必要だったのではないでしょうか。
色々と追い回されてしまったことも、負担になってしまっていたのかもしれませんね。
私も鬱に悩まされたことがある身なので、今回のことは躁鬱病やアルコール依存症について書かせて頂きましたが、今はご本人もTOKIOの皆さんもつらい時だと思いますので、これ以上のことは控えさせて頂こうと思います…。
まとめ
『山口達也さんの孤独と事故の背景、躁鬱病とアルコール依存症の怖さ』について書かせていただきました!!
芸能界は本当に大変なお仕事なので、1人で抱え込んでしまう方も多いと思います。
最近でも悲しい報道が報じられていましたね。
今回は、誰も傷つくことはなかったですが、今後大きな事故になってしまわないように、山口達也さん自身も治療を頑張って欲しいなと思います!!
最後までお読み頂きありがとうございました!