イラスト画家のYUNOKIさんの作品が無断で使用されたとして、裁判が開かれることになりました。
2020年4月26日、日テレで放送された「明石家さんまの転職DE天職」にて、「石田行きの45歳」の名前で紹介されたイラストはYUNOKIさんのものだったのです。
YUNOKIさんのフォロアーさんが気付き、YUNOKIさんにコメントしたことで発覚しました!
去年のお話ではありますが、今年に入りYUNOKIさんと無断転載した日テレとで裁判となったようです。
そもそも【石田ゆきの45歳】とは誰なのでしょうか?
今回の裁判でもお話に出てきていないですし、実在しているのかもわかりません。
裁判に至るまでの経緯も含めて、なぜこんなことになったのか調べてみました。
YUNOKIさんの無断転載されたとされるイラスト画像!
『明石家さんまの転職DE天職』で「石田ゆきの45歳」の名前で紹介されたイラストがこちらです!
昨年4月26日 #日本テレビ #明石家さんまの転職DE天職 で私「YUNOKI」の作品が「石田ゆきの45歳」の作品として無断で紹介された件ですが、私にとって完全に貰い事故だったにも関わらず相手方(日テレ&制作会社いまじん&盗作投稿者)との和解は出来ず、裁判で争う形となりました(続 pic.twitter.com/ttA1syytxg
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
勝手に使われていたイラストはこれらしい#明石家さんまの転職DE天職 https://t.co/5bhio4PRIp
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) April 26, 2020
とっても素敵なイラストですね。(*´꒳`*)
『明石家さんまの転職DE天職』は、さんまさんが画商となり番組に応募された美術品を自らセレクトして、自身プロディースの『明石家画廊』で販売するという企画です!
今回無断転載されたイラストは、選ばれて販売されるまではいかなかったのですが、さんまさんの目に留まった作品だったのです。
『漫画「NANA」のタッチ、意外と好きなのよ』と少女漫画のような絵柄に惹かれたのだそう。
さんまさんの目に留まったことで、その絵はTVで放送されることになりました!
その放送がYUNOKIさんのフォロアーさんの目に留まり、YUNOKIさんご本人が知ることとなったのです。
石田ゆきの45歳って誰?実在する?
この騒動なのですが、SNSでは色々な意見が出ていました。
そもそも「石田ゆきの45歳」という人は実在しているのか?ということも疑問点の1つのようです。
というのも、日テレの番組側もYUNOKIさんも「石田ゆきの45歳」については何も明かしていないので、「石田ゆきの45歳って誰?」と思っている方が多くいらっしゃるみたいなんです。
この報道を見た方の疑問は、
『石田ゆきの45歳と名乗る人物が偽名を使ってイラストを送ってきたのか』
『日テレの番組側がYUKINOさんの作品を勝手を使ったのか』
どちらなのか?ということ…。
YUNOKIさんのツイートをもう1度見てみましょう!
昨年4月26日 #日本テレビ #明石家さんまの転職DE天職 で私「YUNOKI」の作品が「石田ゆきの45歳」の作品として無断で紹介された件ですが、私にとって完全に貰い事故だったにも関わらず相手方(日テレ&制作会社いまじん&盗作投稿者)との和解は出来ず、裁判で争う形となりました(続 pic.twitter.com/ttA1syytxg
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
『相手方(日テレ&制作会社いまじん&盗作投稿者)との和解は出来ず、裁判で争う形となりました』
としっかり書かれていますね。
盗作投稿者はちゃんといたということです。
その投稿者の方は一体何を思って送ったのでしょうか…。
和解はできていない…。
その理由が気になりますね。
日テレとはなぜ裁判にまで発展した?
では、日テレとはなぜ裁判にまで発展したのでしょうか?
和解が出来なかった1番の理由は、日本テレビ側が番組で私の作品を「石田ゆきの45歳」の作品として紹介した事を「間違いだったと訂正する約束をしなかった」ためです。私はこの間違いを無かった事にされるのはどう考えても納得いきません(続
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
日テレは、「石田ゆきの45歳」の作品として紹介した事を「間違いだったと訂正する約束をしなかった」そうです。
その為、今回の裁判となりました。
私事ですが、仕事と育児で元々戦う様な余力はありません…何故こんな事になったのか、日本テレビ側もあの作品が私の作品だと認めているにも関わらず、どうして「間違いを訂正する」と約束出来ないのか、さっぱり分かりません。しかも争う姿勢の相手方の態度にメンタル削られ続けています(続
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
日テレ側は、このイラストがYUNOKIさんの作品だと認めているそうです。
それにも関わらず、『間違いを訂正する』ことに対しては首を縦に振らないのだとか。
認めているのなら、訂正することに日テレ側は何のデメリットがあるのでしょうか?
それだけでなく「争う姿勢」って…。
日テレの考えていることがよくわかりません。
しかし、この件は絵を描く人に関わらず、表現する全ての人に起こる可能性があり、この裁判は「作り手が作品を盗まれた上に、テレビ局という大手メディアに権利を侵害された場合」に「裁判でどの様な判断が下るのか」の1つの指標になるかも知れません。私も絵描きの端くれとして最後まで戦います(続
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
最後に、いつも私の絵を見て下さる皆様、いつも素晴らしい表現を見せて下さる皆様、願わくはこの裁判の行方を見守っていて下さい。頑張ります。
(裁判は第1回期日が大阪地裁で2月19日に行われ、次回は準備手続で4月8日の予定です)
長文連投を読んで頂き、ありがとうございました。
YUNOKI
— YUNOKI@カッコいい女の描き方(寄稿)発売中 (@yunokism) February 26, 2021
YUNOKIさんもまさか1年近く戦うことになるとは思っていなかったでしょうね…。
このまま番組側が訂正しなければ、YUNOKIさんの作品は『石田ゆきの45歳』として今後も残ってしまうことになります。
販売されてしまったわけではないですが、これを無断転載だったと知らない方はそのままの記憶として残ってしまいますからね…。
YUNOKIさんも『作り手を発掘して応援する番組』でこんなことが起きたことを嘆かれていますが、本当にこの番組でこういったことが起きてしまったことは悲しいですね…。
まとめ
【石田ゆきの45歳は誰?実在する?無断転載されたYUNOKIのイラスト画像!】について調査してみました!
『石田ゆきの45歳』について、YUNOKIさんが盗作投稿者と言われていることから、YUNOKIさんの作品を勝手に投稿した人物がいるのは確かなようです。
ですので日テレ側が勝手に使用した…ということはまずないでしょう。
送ってきた応募者の方がどういった意図でこんなことをされたのか…気になるところですね。
これから裁判が始まりますが、どういった判決となるのか見守りたいと思います。